潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎とは
潰瘍性大腸炎は大腸に炎症や傷がついてしまい、その結果下痢や血便、腹痛を起こす病気です。原因不明で難病指定疾患になっています。日本では20代の人に最も多く起こりますが、子供からご年配の方までどの年齢でも起こる可能性はあります。
どんな症状があるの
潰瘍性大腸炎の症状の強さは人によってまちまちです。症状は良くなったり悪くなったりを繰り返します。症状としては下痢、血便、腹痛、発熱、体重減少、足のむくみ、目の充血や痛み、発疹、口の中に痛みやブツブツが出ることがあります
どうやって検査するの
大腸カメラで腸の中を直接確認して検査します。大腸が潰瘍性大腸炎で特徴的な所見があった場合には腸の粘膜の一部をとって検査します。また採血を行い貧血など内科確認します。
症状が良くなるために何かできますか
イブプロフェン(イブ®)を避けるようにしましょう
以下の食べ物を避けるようにしましょう
ミルク、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
コーヒー、お茶などカフェインの入っている飲み物
アルコール
フルーツとジュース
揚げ物など油の多いものやスパイスの多い食べ物
全粒穀物のパン
ケチャップやマスタード、サラダドレッシング
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー
赤身肉
豆類
着色料、香味料、甘味料
潰瘍性大腸炎は症状が良くなったり悪くなったりを繰り返し、長く治療を続ける必要があります。症状から可能性があるかどうか心配な方、すでに潰瘍性大腸炎と診断されている方で遠方への通院が大変な方など荻窪にお住まいで相談されたい方はどうぞ中島医院にお越しください。経験豊富な消化器内科専門医がご相談に乗ります。