肺がん検診の勉強会に出席しました

昨日は杉並区医師会の開催する肺がん検診の講習会に医師3名で参加しました。

講習会は新百合ヶ丘総合病院 呼吸器内科センター長の小田先生のレクチャーでとても勉強になりました。海外の研究では肺がんのリスクが高い人はレントゲンではなくCTでの検査が推奨されており、日本も今後CTが主流になる可能性があるそうです。レントゲンで見つけられない肺がんもありますが、肺がん検診を精密に実施するためのチェックポイントを用いて精度を高める必要性など学びの多い講習会でした。

年間13万人もの人が肺がんを患っており、年々増加傾向です。肺がんは全てのがんの中で死亡人数が最も多く年間7万人以上が亡くなられています。肺がんは症状が出る頃には進行していることが多いからです。喫煙をしている人は喫煙をしていない人よりも4、5倍肺がんになりやすいといわれています。しかし喫煙をしていない人でも肺がんになることがあります。

当院でがん検診を受ける時にはご予約不要です。区民健診を受ける際に一緒に検査を受けることをお勧めします。