日本小児科学会のホームページではInjury Alert(傷害速報)というページがあります。お子さんの不慮の事故について報告が全国から集められているものです。昨今のベビー用品での事故報告などが報告されており、思わぬ事故があるのだと医師でも驚かされることがあります。中でもベビーカーや自転車の事故事例はよく報告されています。
<ベビーカーの事故>
ベビーカーをご利用の場合には肩と腰のベルトが固定されていなかったため、気がついたらお子さんが立ち上がっていて落ちてしまったり、ベビーカーの後ろに重い荷物をさげていたため重心が崩れて倒れてしまうことがあるようです。
ベビーカーのベルトはしっかりと固定、ベビーカーには重い荷物をぶら下げないようにしましょう。
<自転車での事故>
荷物を下ろすためにお子さんを後部座席に乗せたまま少し目を離したら、自転車ごと倒れている、といったケースです。
お子さんを自転車に載せる時には必ずヘルメットを着用ください。また、お子さんをご自身の自転車に載せる時には最後に、下ろす時には自転車を止めたら最初に下ろすようにしましょう。
詳細な情報を知りたい方は以下を参照ください。毎日365日お子さんを連れて出かけられてご両親は事故が起こらないか気をつかって大変だと思います。今日くらいはベルトをつけなくて良いか、という時に限って事故は起こるものですよね。大切なお子さんを守るために気をつけましょう。
参考資料
Safe Kids Japan(HPに飛びます)
日本小児科学会 Injury Alert(傷害速報) (HPに飛びます)