厚生労働省のHPで麻しん・風しんの予防接種を全国の人がどれくらい受けているのかを確認できるのをご存知でしょうか。
麻しん風しん(MR)ワクチンは2回予防接種をする必要があり、1回目は1歳の時、2回目は小学校に上がる前に注射します。
この度平成28年度の麻しん風しんワクチンの予防接種実施状況が示され、その中で東京都は以下のような結果でした。
1回目予防接種実施率:98%(全国14位)
2回目予防接種実施率:90.9%(全国45位)
残念ながら東京都では2回目の予防接種を受けていない方が全国的に見て多いようです。
今年のように麻しんも風しんも流行することがあり、流行を予測する事はできません。今後も流行することもあり、感染すると重症な合併症を引き起こすこともありますのでぜひ一度お子さんの母子手帳を開いてみて、予防接種を2回しているかどうか確認してみてください。
また、杉並区では麻しん風しんワクチンをよりしっかり接種してもらうために予防接種の機会を逃した方の助成を行なっています。対象者はこちらになります。
1回目を逃した方:2歳から小学校に上がる前の1年間
2回目を逃した方:小学校1年生から6年生まで
助成を受けるためには杉並区保健所保険予防課に母子手帳をご持参の上、相談ください。
予防接種をより受けてほしいという杉並区の姿勢が素晴らしいと思います。
予防接種を受けていないお子さんはぜひご検討ください。